監査費用の相場を知りたい方に

医療法人、社会医療法人の監査費用に関して、相場を知りたい、何か参考になる客観的なデータを知りたいという方もいらっしゃると思います。

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そんな方のために、

日本公認会計士協会が公表している監査実施状況調査

というものをご紹介いたします。

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これは、公認会計士が実施した監査について、関与した会計士の人数、監査時間や監査費用を日本公認会計士協会が、客観的に統計資料として取りまとめたものです。

2020年に公表された2019年度の医療法人及び社会医療法人の監査費用は以下の通りでした（抜粋）。

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医療法人（平均）

監査費用（千円）	監査時間数（時間）	時間単価（円）*
5,804	470.1	12,346

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社会医療法人（平均）

監査費用（千円）	監査時間数（時間）	時間単価（円）*
3,943	311.6	12,654

* 　監査報酬と監査時間数を元に当事務所で算出

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医療法人と比較して社会医療法人は、より規模の小さい法人も監査対象となることから、監査費用も医療法人に比べてやや低い金額となっていますが、時間単価に関しては、概ね同水準ということがお分かりいただけると思います。

これが、会計監査の時間単価の相場ということになります。

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この時間単価に監査時間を乗じた金額が監査報酬の金額となります。

監査時間は、一般的には法人規模が大きくなるほど、施設数が多くなるほど増加する傾向にあります。

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いずれにしても、会計監査人を選任する前には、

①複数の公認会計士事務所等から相見積もりを取得してある程度の相場観を養った上で、

②担当者の人柄や提案内容等を比較検討

して決められることをお勧めしています。

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 - 監査の費用